VIX1552ETFの空売りをする方法 CFDの米国VIを使う
国際のETF VIX短期先物指数1552をご存知でしょうか。
投資家の恐怖指数VIXに連動するETF(上場投資信託)なのですが、昨今の安定相場のおかげでどんどん株価が下がっています。
(参考:Yahoo finance 1552株価)
2010年〜2012年アジア通貨危機、ギリシャショックの時には15000円以上あった株価ですが、どんどん下がり、現在はなんと80円台、下がり続けています。
下がっている原因として、相場安定があまりにも長いということ、コンタンゴによる減価が起きていることが挙げられます。
VIX短期先物指数のように指数先物系ETFは限月が来ると期先のものに買い替えコストが発生します。
限月の違う先物商品は価格も違うことがあるかと思います。
ETFには限月はありませんが、投資運用先では限月ごとに買い替えを行っており、そのコストが株価に反映され株価が下がっているというわけです。
つまり、長期的には減価する、単純に考えると長期保有には向かないということになります。
このように含み損が大きくなっている人もいるようです・・・
(参考:ETFVIX短期先物1552が史上最安値で下落中【一体いつ上がるの?長期保有は危険か】)
しかも、2017年9月には株式が200:1に併合されるということで、ますます株価が下がりやすくなっていっています。
では、長期に減価するのであれば、空売りをすれば儲かるのではないでしょうか。
VIX1552を空売りする方法 信用取引口座を使う
VIXを空売りする方法として証券口座の信用取引口座を使う方法があります。
VIX1552の空売りが可能な証券会社はSMBC日興証券です。
SMBC日興証券は信用取引手数料が無料であるという点でメリットの高い会社です。
(参考:信用取引は手数料無料のSMBC日興証券がおすすめ。)
ただ、信用取引は期限があります(3〜6カ月)ので、ずっと長期に保有という投資には向かないようです。
また、状況により空売り規制もかかったりしますので、そこまで自由には取引ができないようですね。
CFD口座で米国VIを空売りするという方法
そこで、CFDの出番です。
CFDには「国際のETF VIX短期先物指数1552」はありませんが、どうように恐怖指数の米国VIという商品があります。
米国VIはGMOクリック証券(CFD口座)で取引が可能です。
米国VIのさらにハイレバレッジな商品「米国VIブル2倍ETF」もあります。
こちらの方が減価率も高いので見てみましょう。
はい。このように減価が続いていますね。
注文画面です。
このように売りから注文もでき、また1口から注文できるため、少額からも投資が可能です。
1口なら証拠金は685円とかなり少額から投資が可能です。
(※ただし、空売り規制が入る時はあり)
少し出遅れ感はありますが、2013年あたりから空売りができていれば、かなり利益が出たことになりますね。
今後も安定相場が続くので下がっていく可能性は高いでしょう。
CFDを取引されたい方は以下よりどうぞ。
⇒米国VIブル2倍ETFも取引可能 GMOクリック証券CFD口座
以上、投資はくれぐれも自己責任でお願いします。
追記:米国VIの空売りによる価格調整差額が良い?
追記です。調査を続けているとどうやら米国VIブル2倍のCFDは空売り規制がされているようでした。
ただ、通常の米国VIについては空売りが引き続き可能です。
チャートは以下のようになっています。
このように下値が限定されているのですが、その結果、価格調整差額というものが発生しており、最近の安定相場であれば1lotのショートポジションに対して1,000円〜2,000円の金額が付されています。
これであればVIXの空売りが可能で、安定相場時に稼ぐことができそうです。
詳しくは以下のサイトで書かれていましたので参考にしてください。
※米国VIの空売りについて詳しくはこちら
⇒米国VI空売りの価格調整差額でコツコツ稼げるか検証【VIXの空売り投資法】